腰痛と胃痛というものは全くの別ものと考えられがちですが、実は関係性がある場合も少なくありません。
そもそも胃の痛みが発生する部分と腰は位置的に近いため、それぞれの痛みが互いに影響し合うことも珍しくありません。
腰痛が起こる一般的な原因とされるのが重いものを持つことや長時間同じ姿勢を保つことなどです。
その場合は胃痛につながることは少ないですが、逆に胃痛から腰痛へと繋がるケースも多いとされています。

身体のうち、お腹の部分には胃や肝臓などの臓器が入っている腹腔と呼ばれるものが存在しています。
この腹腔は腹膜という膜で覆われており、その腹膜のうちの後方の部分を後腹膜と呼びます。
そこに入っているのが十二指腸や膵臓、腎臓などが入っています。
後腹膜はその名前からも分かる通り、身体の後ろつまり背中側にあります。
そこにある内臓に何らかのトラブルがあると腰に痛みが生まれることもあります。

内臓に痛みがある場合にそれが胃なのか、十二指腸なのかといったことは本人にはなかなか分からないこともあるため、後腹膜内の痛みと背中側の痛みの両方が発生した際に腰痛と胃痛が同時に発生したと感じることに繋がります。
また、後腹膜内にトラブルが発生した際に腰にある神経が刺激されて、脳が実際に起きている臓器ではなく関係のない神経から信号が送られてきたと勘違いしてしまうことがあります。
この現象を関連痛と呼んでいます。
つまり、胃痛と腰痛が同時に発生しているときは脳が勘違いを起こしているケースもあるということです。

胃痛を伴う腰痛がある病気の1つに胃潰瘍があります。胃潰瘍とは胃の壁がただれて傷ついている状態です。
その症状が重くなって胃の中で出血が起こると胃痛に加えて、腰痛が生じることも多いとされています。
十二指腸潰瘍に関しても似たような痛みになることがあります。
精神的な負担が胃もたれが起こり、潰瘍が出来ることも珍しくありません。

胃痛と腰痛に一定の関連性があるということはそれぞれのどちらかへの対処を行うことで両方に良い影響を与えられる可能性があります。
そのため、整体で筋肉をほぐすことも有効です。
血行不良や神経過敏を改善したい方にもうってつけと言えます。

胃痛がするなら整体へ行くのも良い

胃痛がするなら整体へ行くのも良いと考えられます。
整体では筋肉に過度な負荷がかかっているような事が分かりますし、血行不良なども改善させることが期待出来ます。
神経過敏などの改善も期待できるでしょう。

胃痛はさまざまな要因が考えられますが、ストレスとも関係していたり、さまざまな要素が関わり合って胃痛という最終的な症状に至ります。
このことを良く理解しているのが整体でもあるわけです。
整体は単に姿勢を矯正するというものではなく、体全体にわたって、疾患となっているところの原因を探して、その原因を取り除くことで、その疾患の症状を改善していくことを考えているわけです。

この疾患を改善させる力を自然治癒力といっているわけですが、人は元々この自然治癒力がフルに発揮できる状態にあります。
それが姿勢が歪んでいたりすることで、この力がフルに発揮できない状態にある事で、体の至る所に大きな負担がかかり、さまざまな疾患が出てくるようになるという考え方をしています。
ですから、胃痛が胃もたれにもなり、さまざまな諸症状を引き起こす要因ともなっていくわけです。
腰痛にもなる事も十分にありえることでしょう。

これを改善していくには、東洋医学のようにさまざまなところを同時に見ていく事も必要になるでしょう。
整体は疾患の部位だけではなく、体全体からその症状にアプローチするのが特徴でもあります。
疾患から施術する所も考えますが、体全体を診てどこが患部に影響を及ぼすのかを判断して施術をするので、胃痛のようなものにも効果を期待できるというわけです。
西洋医学では胃痛や胃もたれのような症状はなかなか対処することが出来ません。
これはその患部のみを診ているからだともいえるのかもしれません、胃痛から腰痛に発想がいくこともなかなかないでしょう。